「粟国村への思いあふれんばかり」 ブラジル国花・イペーの苗 アミーゴ会が贈る

イペーの苗を髙良修一村長(左)に贈る与那城昭広さん=6日、粟国村役場

 【粟国】ブラジルの国花「イペー」に親しんでもらおうと、沖縄ブラジルネットワークアミーゴ会の与那城昭広さん(80)が6日、粟国村役場を訪ね、髙良修一村長に苗2株を寄贈した。

 与那城さんは粟国村出身で南風原町在住。同会の事務局長を長く務めた。贈呈式では「郷友会会長を務めたこともある。島への思いはあふれんばかり。黄色の花と紫の花が咲く苗で、島の人たちに楽しんでもらえるとうれしい」と笑顔で語った。

 髙良村長は「花が咲くたびに郷友会との絆や交友の深さに気づく。大事に育てたい」と感謝した。

 イペーは村役場の敷地内に植えられる。(伊良皆光代通信員)

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