「希望のまちプロジェクト」施設建築へ 入札公告開始

北九州市小倉北区の特定危険指定暴力団・工藤会本部事務所跡地に計画されている社会福祉施設の新築工事について、入札公告が18日、開始されました。

北九州市を拠点とする社会福祉法人「抱樸」は、生活困窮者などを地域の人たちが家族のように支え合う試み、「希望のまちプロジェクト」を進めています。

この一環である複合型福祉施設の建築予算は当初、10億円で、公的補助や寄付などでまかなわれていましたが、資材費や人件費高騰のため新たに3億円が必要となり入札の準備が遅れていました。

去年12月、寄付などで、不足していた3億円にめどがつき、当初の予定から3カ月ほど遅れ、18日、ようやく入札公告が始まりました。

入札先の事業者が決まるのは早くて6月上旬で、完成は着工からさらに1年以上かかる見込みだということです。

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