【北海道の天気 4/18(木)】ゴールデンウィーク前半は“かなりの高温”汗ばむ花見か…気象台から高温に関する情報発表

(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時30分現在

◆サクラの見ごろ

きょう18日(木)は札幌や函館でサクラの開花が発表されました。

ともに、平年より10日以上早い観測です。

北海道のサクラは、開花から満開まで3日前後ですが、

あす19日(金)からしばらく寒の戻りとなり、ゆっくりと咲き進みそうです。

南西部のサクラは、来週後半から見ごろとなりそうです。

帯広や旭川は、来週末の開花を予想しています。

◆今夜は不安定

上川や十勝地方では、雷雲が発達しています。

今夜遅くにかけて、落雷や突風にご注意下さい。

停電などの恐れもありますので、懐中電灯などの防災用品も確認をしておいてください。

◆あす19日(金)の天気・気温

道北やオホーツク海側は、冷たい雨で、雪が混じる所があるでしょう。

網走地方の降雪量は5~10センチで、峠や山間部では積雪状態です。

道東は、夜は暴風のおそれもあります。

最高気温は稚内、紋別、網走で4℃、旭川で9℃、札幌で12℃です。

日中も厚手の上着が必要となりそうです。

◆札幌の10日間予報 19日(金)~28日(日)

来週にかけて雲の多い天気が続きそうです。

冷たい北風が続き、花冷えとなりますが、サクラはゆっくりと咲き進み、

今年は見ごろが長く楽しめるかもしれません。

24日(水)は発達した低気圧が通過するため、大雨の可能性が出てきています。

来週後半は、再び気温が上がり、お花見も楽しめそうです。

◆高温に関する早期天候情報

きょう18日(木)札幌管区気象台から、高温に関する早期天候情報が発表されました。

北海道地方の日本海側や太平洋側側は4月25日(金)~30日(火)ごろにかけて、

平年よりかなりの高温となる可能性が出てきました。

農作物の管理や山のなだれに注意をするとともに、

ゴールデンウィークは季節外れの暑さになることもありますので、

扇風機など涼をとる設備も準備しておいてください。

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