公然わいせつ誤認逮捕から2カ月 無職の男を検挙

公然わいせつの犯人として福岡県警が「アリバイ」がある男性を誤って逮捕した事件。警察は、その事件の容疑者として無職の男を検挙し、18日書類送検しました。

警察によりますと、北九州市小倉北区に住む無職の男(46)は2月、小倉南区のショッピングモールで下半身を露出したうえ、7歳の女の子に対しスマホに表示した卑わいな映像を見せた疑いがもたれています。

「性的欲求を満たすために行った」と容疑を認めています。

この事件をめぐっては、別の40代の男性が逮捕され、9時間にわたり身柄を拘束されました。

しかし、男性は犯行時間帯、別の場所にいたといういわゆる「アリバイ」があり、警察は誤認逮捕だったとして男性を釈放していました。

また今回、男性に容疑者を検挙したことを説明し、改めて謝罪したということです。

警察は「客観証拠の収集・供述の吟味を図るなど適正捜査を推進する」としています。

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