「みかんエール仕込み式」東京羽田で開催/和歌山県

和歌山市に本店のあるきのくに信用金庫含め、全国の信用金庫が連携している「よい仕事おこしネットワーク」が協力して、生産量全国一位の“和歌山県産のみかん”を使ったクラフトビールを醸造することになり、きのう(17日)東京羽田のイノベーションシティで発表会を行いました。

記念撮影する関係者写真中央は岸本知事

「みかんエール」の原料となるみかんを提供するのは、和歌山県有田市の株式会社伊藤農園で、発表会には伊藤農園の伊藤彰浩(いとう・あきひろ)社長が出席し、「今回の取り組みは地域産業の活性化はもちろん、みかんの持つ魅力と風味を新しい形で皆様にお届けできることに大いに期待をしている」と挨拶しました。またこの地域連携プロジェクトを行う「よい仕事おこしネットワーク」事務局を務める城南信用金庫の川本恭治(かわもと・きょうじ)理事長は、「今回醸造をしてもらう株式会社大鵬さんの住所が、羽田空港1丁目1番地であり、この住所から和歌山県の魅力を日本中に発信できるのは、チャレンジをし続けて良かった」と話していました。

挨拶する城南信用金庫の川本理事長

仕込みに式には和歌山県の岸本周平知事も出席し「みかんエール」に期待を寄せました。

原料のミカンを仕込む関係者ら(東京羽田で)

発表会の後、株式会社大鵬の店舗HANEDA SKY BREWINGで、関係者によるみかんジュースやミカンの皮などの仕込み式が行われました。

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