JA和歌山中央会・ことしも小学校に副読本贈呈

JA和歌山中央会は、ことし(2024年度)も、和歌山県内の小学5年生向けの副読本「わかやまの農林水産業」を作成し、きょう(18日)県教育委員会に贈呈しました。

県教委の宮﨑教育長(左)に冊子を贈呈するJA和歌山中央会の次本会長(4月18日・和歌山県庁南別館)

副読本「わかやまの農林水産業」は、学校教育を通じて子どもたちに食料や県内の農林水産業の実態を正しく知ってもらおうと、JA和歌山中央会が1987年度から毎年作成しているものです。

贈呈された最新の副読本

第38版となる今年度は、児童用に8169部、教職員用の資料集734部が、県内の小学校と義務教育学校、特別支援学校に贈られました。

きょう午前、県庁南別館の教育長室にJA和歌山中央会の次本圭吾()(つぎもと・けいご)会長らが訪れ、宮﨑泉(みやざき・いずみ)教育長に冊子を贈呈しました。

宮﨑教育長は「和歌山県のふるさと教育の非常に大事な部分なので、活用していきたい」とお礼を述べました。

女性就農者を紹介するページ

今回の副読本では、県内の就農者のおよそ6割が女性であることを反映し、女性就農者を紹介するページが含まれているほか、担い手不足や、機械化、新品種、SDGsなど、最近の農林水産業をとりまく現状も わかりやすくまとめています。

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