【DeNA】筒香嘉智が入団会見で吐露「日本復帰のモチベーションが今ひとつ上がらなかった」

入団会見に臨んだ筒香嘉智(左)と三浦監督

米大リーグのジャイアンツを自由契約となり、2019年以来、5年ぶりに古巣DeNAに復帰した筒香嘉智外野手(32)の入団会見が18日、横浜スタジアムで行われた。

小雨の中、スタンドが無料解放され、詰め掛けたファンが見守る中で異例の公開会見。第一声で筒香は「本日はお集まりいただき、本当に感謝しています。また、この横浜スタジアムで野球ができる喜びを噛み締めています」と緊張した面持ちであいさつ。大歓声が沸き起こると「正直、かなり鳥肌が立ってます。本当にありがとうございます」と照れ臭そうに笑った。

現役時代にともに戦った三浦大輔監督がサプライズゲストとしてスーツ姿で登場し「おかえり!」と呼びかけられると、両者は笑顔でガッチリと握手を交わした。

DeNA復帰を決断した理由について「僕は常に野球がうまくなる方というのが頭の中にある。うまくなる方を選択してきたつもり。サンフランシスコ・ジャイアンツを退団になり、どうなるか分からない状況が続いた中、正直、日本に復帰するというモチベーションが今ひとつ上がらなかったのが事実であります」と吐露。

その上で「その毎日練習していく時間で、いろいろ考えていく中で、やはりベイスターズで優勝したい、優勝するという思いが、僕の今、日本でプレーをするモチベーションとなりました」と力説した。

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