北海道に“桜前線”到達 札幌市と函館市で開花発表…いずれも“観測史上2番目”の早さ 早咲きスポットはすでに見ごろで春らんまん

桜前線が北海道に到達です。4月18日、北海道札幌市と函館市でサクラの開花が発表されました。いずれも過去2番目に早い開花です。

札幌市のサクラ

「5~6輪の開花を確認しました。札幌市のサクラの開花となります」(札幌管区気象台 近藤 光さん)札幌市中央区にある札幌管区気象台。この日の朝は小雨が降る肌寒さとなりましたが、ソメイヨシノの開花が発表されました。平年より13日早く、最も早かった2023年に次いで2番目に早い開花です。「4月に入ってから気温が高いか、かなり高い。15日は観測史上最も早い夏日になった。こういうのも要因かなと」(近藤さん)

札幌市内には見ごろのサクラも

札幌市内では、すでに見ごろを迎えているサクラも。「札幌市中央区の大通地区、百貨店の目の前のサクラが見事に咲き誇っています。満開です」(八木 隆太郎 フィールドキャスター)サクラの開花に街の人は。「うれしい。タイに住んでいるので、サクラはいつも間に合わない」(海外から一時帰国した人)「すごいね、きれいに咲いていて、うれしいなと思った」(札幌市民)

函館のサクラ

さらに、午後には函館市でもサクラが開花。こちらも、2023年に次いで2番目に早い開花となりました。「咲いている期間は短く貴重な期間なので、それぞれ楽しんでいただければ」(函館地方気象台 伊藤 洋さん)北海道はこのあと肌寒さが続く予想で、サクラの開花はゆっくり進みそうです。

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