群馬県内で急増 給湯器の点検商法 県が注意呼びかけ

給湯器の無料点検を持ちかけ、高額な給湯器を契約させるいわゆる「点検商法」に関する相談が県内で急増しているとして、県が注意を呼びかけています。

国民生活センターのまとめによりますと、給湯器の「点検商法」に関する県内の昨年度の相談件数は109件で、3件だった前の年度から約36倍と、急増しています。60歳以上の相談が7割以上で、地域別で見ると県央が最も多く44件、次いで西毛が39件、北毛が22件、東毛が4件でした。

県によりますと、手口は、突然訪問して無料点検を持ちかけ高額な給湯器を契約させるというもので、なかには「配管を交換する」として100万円以上を請求するケースもあったということです。

山本知事は18日の会見で、「突然の電話とか訪問で無料の給湯器の点検を持ちかける業者には、安易に点検をさせないでください。」と県民に呼びかけました。

また、電話による相談は消費者ホットライン188で受け付けているとして、不安に感じたらすぐに相談するよう呼びかけています。

© 群馬テレビ