クロップの後任監督に対戦するアタランタの指揮官が急浮上? 本人は「うれしいことだが…」

日本時間4月19日の朝4時からヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝・第2レグ、アタランタ対リバプールが行なわれる。

第1レグは、アタランタが敵地アンフィールドで3-0と大勝。リバプールが逆転で準決勝に進むためには3点差以上での勝利が必要となる。ちなみにアタランタは今シーズン、ホームで3敗しているが、いずれも1-2と2ゴール以上許していない。

そんな中、一部メディアによれば、今シーズン限りでリバプール指揮官からの退任を表明しているユルゲン・クロップ監督の後任候補として、アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の名前が急浮上してるという。

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試合前日会見で記者からその話を振られたガスペリーニ監督は、こう答えている。

「もちろん、クロップ監督の後任として名前が挙がるのは嬉しいことだが、わたしの焦点は試合にある。この種の噂に気を取られてはいけない。目の前の試合に集中することが大切だ」

大きなアドバンテージを持って第2レグを迎えるアタランタだが、ガスペリーニ監督は、難しい試合になると予想している。

「彼らは自分たちのアイデンティティーを持っている。可能な限り最高のリバプールを期待している。どんな状況でも勝利を諦めないチームなので、結果を得るために素晴らしい試合をしなければいけないだろう」

どちらが勝ち上がるのか注目が集まる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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