桂文枝 7月の独演会で〝封印作品〟を披露「3年たったから許してくれるだろう」

独演会開催発表会見に出席した桂文枝

落語家の桂文枝(80)が18日、大阪・なんばグランド花月で行われた「傘寿を越えて 文枝自選集 華麗なる独演会」(7月15日)の発表会見に出席した。

自身の誕生日の前日に行う今回の独演会では、336作ある創作落語の中から「妻の旅行」「涙をこらえてカラオケを」や新作落語「約束」を披露する。さらに女性落語家の林家つる子と桂二葉をゲストに呼び、華々しく行うという。

先日、コメディアンで俳優の大村崑(92)に会い、元気をもらったという文枝は「傘寿(80歳)を越えて、88歳の米寿もありますし、卒寿(90歳)もあります。大村崑先生にお会いして、お元気でいらっしゃるので、まだまだいけるなと思った」と語った。

人が亡くなるはなし「涙をこらえてカラオケを」は、3年前に最愛の妻と女手ひとつで育ててくれた母を亡くしてから封印してきた。

今回久しぶりに披露するが、「3年たったからそういうネタをやっても(妻や母は)許してくれるだろうと」と選んだ理由を明かした。

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