Nothing、スマホやイヤホンに「ChatGPT」導入

by 松本 和大

英Nothing Technologyは、同社のスマートフォンやフルワイヤレスイヤホン製品に、米OpenAIのAIチャットツール「ChatGPT」を導入する。

OpenAIが提供するAPIの利用ではなく、ChatGPTアプリとの連携というかたちになる。そのため、ユーザーのChatGPTにおける有料・無料の契約状況がそのまま反映される。

スマートフォン

スマートフォンでは、「Phone (2)」に対して本日から展開される。4月下旬には、「Phone (1)」「Phone (2a)」で利用できるようになる。Nothing OSを最新のバージョンにアップデートする必要がある。

たとえば、Webサイトなどで気になった文章をコピーし、ショートカットを使ってそのままChatGPTに送信できる。また、スクリーンショットをChatGPTに送る機能や、ホーム画面に配置できるウィジェットも用意される。

イヤホン

フルワイヤレスイヤホンでは、新製品の「Ear」「Ear (a)」でChatGPTを利用できる。6月を目処に、サブブランドのCMFを含むNothingのすべてのオーディオ製品にChatGPTが導入される。

スマートフォン側の「Nothing X」アプリで音声AIを「ChatGPT」に設定しておくと、イヤホンの操作によってChatGPTとの対話が始まるしくみ。

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