FIFTY FIFTYの事務所、騒動を放送したSBS「それが知りたい」の制作陣を告訴

写真=SBS「それが知りたい」放送画面キャプチャー

FIFTY FIFTYの所属事務所であるATTRAKTとチョン・ホンジュン代表が、SBS「それが知りたい」を制作するプロデューサーたちを告訴した。

16日、虚偽事実の摘示による名誉毀損(刑法第307条第2項)の疑いで、ソウル江南(カンナム)警察署に告訴状を提出した。

ATTRAKTの法律代理人キム・ビョンオク弁護士は「被告人は事実関係も確認せず、偏頗的な内容を報道した」とし「虚偽事実を摘示し、所属事務所とチョン・ホンジュン代表の名誉を毀損したので、告訴することになった」と報告した。

「ビルボードとガールズグループ - 誰が翼を折ったのか」編が放送された2023年8月19日は当時、FIFTY FIFTYの元メンバー3人が提起した専属契約効力停止仮処分訴訟の結果がまだ出ていない状況だった。該当の放送に対して「内容が偏頗的」という視聴者の指摘が続き、その結果、1,146件もの苦情が受け付けられた。

写真=ATTRAKT

今年3月5日に行われた韓国の放送審議小委員会は「視聴者を騙したと判断される。番組が社会的混乱を起こした」と、同番組に対して全会一致で“警告”の意見を出した。

結果的に「それが知りたい」は、放送審議に関する規定第11条と第14条を違反。放送審議規定第11条は「番組は裁判中の事件を報じる時には、当事者の公正な裁判を受ける権利を侵害しないように注意を払わなければならない」、第14条は「番組は事実を正確で客観的な方法で扱わなければならず、不明確な内容を事実であるように報じて、視聴者に混乱を与えてはいけない」と規定している。

ATTRAKTのチョン・ホンジュン代表は「テンパリング(契約期間が満了する前に他の事務所と事前に接触する行為)事件により、会社の存在自体が揺れ動く危機に直面したが、信じて応援してくださった全ての方々のおかげで乗り越えることができた」とし「そのため、K-POP産業全体のイメージを損ない、混乱を起こす偏った番組はこれ以上作られてはいけないと思う。それに、今まで被告人たちから気持ちの込もった謝罪もなかったので、告訴することを決め、当社の名誉をはじめ、K-POP全体の正義を守るため、難しいと思っているが戦おうと思う」と伝えた。

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