ヘンリー・カヴィル×マーゴット・ロビーのフェイク『007』映像、偽物なのに244万回再生

ヘンリー・カヴィル×マーゴット・ロビーのフェイク007映像、偽物にもかかわらずバズる(C)AFLO

ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド役卒業を受け、次の配役に注目が集まる『007』シリーズ。YouTubeにて、「ヘンリー・カヴィルとマーゴット・ロビーが登場する」という設定の“コンセプト”トレーラーが公開され、フェイク動画であるにも関わらず、再生回数を伸ばしている。

公開されたのは、ヘンリーとマーゴットの過去作の映像をつなげて作られた「ボンド26作品目」と題したフェイク予告編。ユニバーサルピクチャーズとMGMのロゴから始まり、「あなたは他の人とは違う」というマーゴットの声とともに、スーツ姿のヘンリーが映し出される。

Daily Mailによれば、この映像を公開したのは、同様の“コンセプト・トレーラー”を製作しているKHスタジオ。今回は、過去作のフッテージとAIで生成された映像を組み合わせ、1分間の映像を作り上げた。

キャプションには、「ヘンリー・カヴィル&マーゴット・ロビー出演ボンド26弾、2024年撮影開始予定!」とあり、「この映像は、アートとエンターテイメントだけを目的に作られたということをご留意ください。当方では、最新の注意を払い、様々な視覚効果、音響デザイン、AIテクノロジー、映画解析や他の要素を組み込み、自分のビジョンを具現化しています」と注意書きが付けられている。

ヘンリーは、ジェームズ・ボンド役の最終選考に残ったものの、若すぎるという理由で役を得られなかったことでも知られる。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開から3年近くあり、次回作を熱望するファンが多いためか、4月14日に公開された映像は、18日現在ですでに244万回以上も再生されている。

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