【早出し】峰月堂が「ねこプリン」発売 山形

ぷるぷる揺れる姿が人気のねこプリン。左からイチゴミルク味、だだちゃ豆ミルク味、ミルク味

 山形市の和洋菓子店峰月堂(鈴木昇社長)は、ぷるぷる揺れる様子が若い世代を中心に交流サイト(SNS)で人気の「ねこプリン」を販売している。今はミルク味のみだが、今月21日からは本県産の素材を使ったイチゴミルクとだだちゃ豆ミルク味が加わる。

 同市小白川3丁目の小白川本店は学生が多いエリアで、鈴木宏史専務(47)が若い客層の開拓を目指し、インターネットでスイーツの流行を調べていると、SNSで猫の形をしたプリンを揺らす動画が多く投稿され、人気であることを知った。韓国発祥とされ、首都圏のカフェで若い世代の注目を集めているという。同店でも県産の素材を使って独自性を打ち出し、商品化することを考案した。

 今年2月からミルク味をプレ販売すると、午前中で完売する日もあるほどの人気となり、同社のインスタグラムのフォロワーも増えた。21日から販売する3種は県産の牛乳とイチゴ、鶴岡市白山のだだちゃ豆を使用している。鈴木専務は「家で思いっきりぷるぷる揺らして楽しんでほしい」と話す。

 ミルク味が486円、イチゴミルク味とだだちゃ豆ミルク味が各540円。小白川本店023(622)9361。

© 株式会社山形新聞社