【F1】ハミルトンが会見でフェラーリ移籍質問に激怒 放送禁止用語交え「くだらないことを…」

ルイス・ハミルトン(ロイター)

F1中国グランプリ(GP、20日=スプリント、21日=決勝)の公式会見が18日に行われ、ルイス・ハミルトン(39=メルセデス)が来季のフェラーリ移籍に関する質問を受けて激怒した。

ハミルトンは来季からのフェラーリ移籍が決定しており、F1界では賛否両論が沸き起こっている。大御所のアラン・プロスト氏やジャンカルロ・ミナルディ氏らも批判の声を上げており、大きな話題となっている。

そうした中、英紙「エクスプレス」が会見を詳報。「ハミルトンがフェラーリの質問に激怒し、冷ややかなやりとりで評論家を批判。中国GPを前に一連の質問を受けてイライラした」と伝えた。

ハミルトンはフェラーリ移籍について「自分の決断を証明する必要はないと思う」とした上で「自分にとって何が正しかったのかは分かっているし、それは決断した瞬間から変わっていない。それを疑ったことは一度もないし、他人のコメントに振り回されることもない」と持論を展開。

口調はヒートアップしていき「「今日でさえ、〝くだらないこと〟を言い続けている人がいるし、それは今年いっぱい続くだろう。そして、私は前回と同じことをするだけだ。何が自分にとって正しいのかは自分にしか分からない」と〝放送禁止用語〟を発しながらまくし立てた。

そして「私は40代になってもレースを続けるつもりだから、それは短期的なことではない。私はまだかなり長い間レースを続けるつもりなので、(フェルナンド・アロンソが)まだ存在しているのは間違いなく良いことだ。私は彼がもう少し長く走り続けてくれることを願っている」と移籍の背景にある自身の考えを示した。

フェラーリ移籍騒動が過熱する一方で、さすがのレジェンドもイライラを隠せなかったようだ。

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