「自分の命は自分で守る」種市高校で津波避難訓練 “主体的に行動”がテーマ<岩手・洋野町>

岩手県洋野町の種市高校では4月17日、地震と津波から主体的に避難することをテーマとした訓練が行われました。

洋野町の種市高校では毎年この時期に避難訓練を行っていて、17日は全校生徒88人が参加しました。

訓練は校長や副校長などが不在のなか震度6強の地震が発生したという想定で、主体的に行動することをテーマに実施されました。

生徒たちは雨が降るなか約1キロ内陸にある児童館へとすみやかに移動していました。

参加した生徒
「災害はいつ起こるかわからないし、今回も雨の状況の中でやって雨の時でも災害に備えることができて良かった」
「周りの人に迷惑がかからないように、自分の命は自分で守るという意識で行動した」
「家にいる時や外出時のことも考えて避難場所を知っておきたい」

種市高校では2024年10月に火災を想定した訓練も行う予定で、今後も防災に取り組んでいくとしています。

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