イオングループ いなげやを完全子会社化 首都圏の店舗網を強化 売上高1兆円目指す

イオン傘下で首都圏最大のスーパー「ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス」は18日、「いなげや」を完全子会社化すると発表した。

「ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス」は、「マルエツ」「カスミ」「マックスバリュ関東」で構成されていて、東京・立川市に本社を構える「いなげや」をグループに加えることで首都圏の店舗網を強化する狙い。

イオンは、関東で売上高1兆円を目指し、2024年11月をめどに経営統合を実現すると公表していた。

今後、「いなげや」の店名は残し、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の商品展開を進めたいとしている。

一方、イオンの子会社でドラッグストア最大手のウエルシアホールディングスは、「いなげや」傘下のドラッグストア「ウェルパーク」を完全子会社化すると発表した。

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