ITTF男女ワールドカップ<4月15~21日/マカオ> 18日、女子シングルス1回戦で早田ひな(23=日本生命/世界ランク6位)がシン・ユビン(19=韓国/同7位)をゲームカウント4-3で破り、準々決勝に進出した。
わずか1ゲームを失ったのみでグループリーグを通過した早田。韓国の若きエースに対しても国際大会では過去3勝0敗と、相性のいい相手だった。
まず早田は8-3と大きくリードし、そのあとシンは早田のフォア側をねらって猛追するが、フォアクロスへ強打を突き刺した早田が11-9で先制する。
シン・ユビン PHOTO:Itaru Chiba
だが2ゲーム目は早田がサーブレシーブで後手を踏み、シンのミドル攻めを浴びて9-11で取り返される。次もシンにフォア側を中心にコースを突かれ、早田は9-11で落とす。
早田は緩急を付けてシンの待ちを外し、第4ゲームを11-8で奪い返す。さらに早田はミドルを攻めて5ゲーム目も11-6で取るが、6ゲーム目はシンのサーブレシーブがうまく、4-11で落とす。
第7ゲーム、シンに早田はバック側を突かれて3-6とリードされてタイムアウト。ここから早田は投げ上げサーブに加え、しぶといバックハンドで対抗し9-9に並ぶ。
ここから早田は投げ上げサーブからの3球目攻撃を決め、最後はバックハンドをクロスに突き刺して13-11。大苦戦の末に勝利をもぎ取った。
<男女ワールドカップ 女子シングルス1回戦>
早田ひな 4-3 シン・ユビン(韓国)
11-9/9-11/9-11/11-8/11-6/4-11/13-11