大田原市の春の風物詩「大田原屋台まつり」でにぎわいを期待 大田原市長会見

とちぎテレビ

大田原市の相馬憲一市長が16日、定例会見で大田原市の春の風物詩の一つ「大田原屋台まつり」が、今年も今週末に開催されると発表しました。また、市長として1期目の任期の折り返しとなる3年目の抱負も述べました。

大田原屋台まつりは、大田原神社の例大祭の付け祭りとして江戸時代に始まり、2018年に市の指定無形民俗文化財になっています。

彫刻や漆塗りの絢爛豪華な各町の9台の屋台が市街地を巡行し、金燈籠交差点で行うお囃子を競う「ぶっつけ」が祭りのクライマックスです。

新型コロナウイルスの影響で、中止や規模を縮小して開催していましたが去年、4年ぶりに本来の形に戻りました。今年は、コロナが5類移行後、初めての開催で、コロナ禍前の年以上に、見物客が期待されています。

20日に宵まつり、21日に本まつりが行われ、「ぶっつけ」は両日とも夕方からの予定です。

一方、2022年の市長選挙で当選した相馬市長は、今年度で1期目の任期の後半にあたる3年目に入ります。公約に掲げた政策を実現するため、2年間努力してきたと振り返った上で、「掲げた数多くの公約の実現に向けてさらに取り組んでいく」と決意を述べました。

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