マコーレー・カルキン、エミネムの『スタン』MVに出演予定だった!?

マコーレー・カルキンがエミネムの『スタン』MVにキャスティングされていたという。英歌手ダイドをフィーチャリングしたアイコニックな同ビデオでは、『デストラップ/狼狩り』が現在公開中のデヴォン・サワが、エミネムを崇拝する若い男性役を演じていたが、元々その役は『ホーム・アローン』のマコーレーに渡る予定だったそうだ。

デヴォンは『エンターテイメント・トゥナイト』でこう振り返っている。「彼らはまずマコーレー・カルキンに行ったんだ。彼らはマコーレーを希望していたんだけど、彼の予定が合わなかったか、やりたくなかったか、そんな感じだ」「そして(監督を務めた)(ドクター)ドレーが、『ファイナル・デスティネーション』を見たばかりで、気に入っていたから、(僕を)提案したんだ」

その後制作陣が、デヴォンに連絡をとってきたという。「キャスティング・オフィスの誰かが僕の友達を偶然知っていて、僕に電話をかけてきたんだ。そして最終的にかなり上手くいった」「僕が参加した最も誇りにしていることの一つなんだ」

同MVは、25年近く前に公開されたものの、デヴォンは、スタンがエミネムに向けて綴った手紙の内容という設定の歌詞を今でも覚えているそうで、「もし車の中でそれが流れてきたりしたら、一緒に口ずさむことができるよ。一つ言えることは、あの日よりも、今の方が熟知している。それ以来、何百万回も聞いたからね」と語る。

MV制作当時、マコーレーは1994年に『ゲッティング・イーブン』と『リッチー・リッチ』に出演したのを最後に、6年間スクリーン上に登場していない状態だったが、その後2003年作『パーティ・モンスター』で映画界に復帰している。

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