黒柳徹子 「続 窓ぎわのトットちゃん」中国語版刊行で訪中へ「今からわくわく」

 中国の呉江浩大使(右)と笑顔を浮かべる黒柳徹子(C)講談社

 昨年10月に刊行された、女優の黒柳徹子(90)による著書「続 窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が5月末に中国語版で刊行されることが18日、分かった。刊行に際し、黒柳は14年ぶりに訪中する。

 同作は、81年刊行の国民的ベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」の42年ぶりの続編。前作は自身の子供時代をつづり、世界累計発行部数は2500万部を突破。中国では約1700万部を記録しており、国語の教科書にも掲載されている。

 黒柳は「前作の『窓ぎわのトットちゃん』が中国で発行された部数はなんと1700万部!世界でも群を抜いて、読んでくださった方が多いんです」と感謝。訪中に向け「前作の愛読者の方や『続 窓ぎわのトットちゃん』を日本語で読んでくださった学生さんとの交流もできるようで、今からわくわくしています」と心待ちにした。

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