「恥ずべき蛮行だ!」怒りに任せて女性主審を突き飛ばした韓国人DFに非難と疑念が噴出!「目を疑う体当たり」「なぜ退場じゃない?」

韓国Kリーグで驚きのハプニングが起こった。

現地4月14日、Kリーグ2部の全南ドラゴンズ対安山グリナースの一戦だ。1-1で迎えたアディショナルタイム2分、全南DFキム・ヨンファンと安山FWノ・ギョンホが激しく交錯する。ゲーム終盤でエキサイトしていた途中出場のキム・ヨンファンはファウルとジャッジされて激高。なにか言葉を発したノ・ギョンホに猛然と詰め寄ろうとしたところ、ふたりの間に立って制止しようとしたのが女性主審のパク・セジン氏だった。そこでキム・ヨンファンはあろうことか、怒りに任せてパク・セジン主審を突き飛ばしてしまう。女性主審はノ・ギョンホと激しく衝突することとなった。

【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック!

その場では警告止まりだったが、ネット上で件のシーンがハイライト動画で拡散すると批判と疑念が噴出。韓国メディア『Xスポーツ』は「審判が女性だからって見下したのか?」「なぜ退場にならなかったのか。厳罰を下すべきだ!」「男性レフェリーでも同じことをしただろうか」「男女関係なく主審に対して絶対にやってはいけないことだ」といったファンの声を紹介した。

高まる批判的な風潮を受けて、Kリーグは試合から4日後の18日に賞罰委員会を開催。キム・ヨンファンに対して今週末から「14日間の公式戦出場停止処分」を下した。これはあくまで暫定的な措置で、現地報道によれば、来週あらためて開かれる委員会でより重い罰が課される可能性があるという。

韓国メディア『マイデイリー』は「まったく恥ずべき蛮行だ。厳罰は当然の成り行きだろう」と断じ、ニュースサイト『SPOTV News』は「目を疑う体当たりだった。Kリーグの価値を傷つけたのは間違いない」と非難。そして放送局『KBS』も「女性主審をサンドバックのように扱った。(30歳という)ベテランらしからぬ振る舞いだ」と糾弾している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社