公用車の車検切れ、気付かず2カ月 群馬・安中市

 群馬県安中市は18日、秘書課で管理する公用車1台が車検期間を満了していたことに気付かず、約2カ月間にわたり使用していたことを明らかにした。

 市によると、公用車は2月3日に車検満了を迎えたが、2月13日~4月12日にかけて計11回使われ、163キロ走行した。事故はなかった。

 17日に車両に異常表示があり、整備を依頼した際に指摘されて、判明した。同日、県警安中署に報告した。

 事態を受けて、市所有の公用車全車両を確認したが、今回の対象車両以外に同様の事案はなかった。市は車検を含む今後の定期点検について「複数でチェックする体制を整備し、再発防止に努める」としている。

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