鹿児島市/いづろ交差点周辺地区基本計画の入札公告、整備手法など検討

鹿児島市は18日、「いづろ交差点周辺地区市街地総合再生基本計画作成業務委託」の制限付き一般競争入札を公告した。繁華街の天文館地区と県が整備を進めるスポーツ・コンベンションセンターの間に位置する約7・7ヘクタールを対象に地区整備の基本方針、整備手法などの検討を行い、計画期間をおおむね10年とする市街地総合再生基本計画を策定する。参加資格申請書の提出期限は26日。5月15日午前9時に入・開札する。
参加資格は九州内に本店、支店、事務所などがあり、建築コンサルタントか土木コンサルタントで市の名簿に登録があること。2014年度以降に官公庁から市街地総合再生基本計画作成または地区再生計画作成の元請業務完了実績があることなど。
業務内容は▽現況調査▽地区整備の基本方針▽整備手法など検討▽市街地総合再生基本計画の作成。地区整備の基本方針では▽良好な建築物の整備▽既存建築物の耐震化▽公開空地の確保▽商店街の振興▽都市型産業の振興▽職住の近接化-などの整備課題への基本的な対処方針を検討する。
整備手法については、再開発事業候補区域について、事業区域、施行者、施設建築物の内容などの検討を行う。履行期限は25年3月14日。
対象区域は市電いづろ通電停のあるいづろ交差点を中心に、東側は住吉町の港湾合庁前交差点、北は金生町の山形屋に隣接している。地権者は約130人。
担当は市街地まちづくり推進課。

© 日刊建設工業新聞社