「スウェットで眠るおじさんの下に猫…?」猫の愛らしさがわかる写真に笑みがこぼれる

「どんなに一部分でも可愛い」って、本当ですね

トンネル遊びに夢中になっていた猫ちゃんの写真が「不思議な光景に見える」とX(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@omochiomoching」さん。

当ポストには2024年4月7日時点で2700件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、猫の飼育費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

薄手のトンネルから手を出す猫ちゃん……!?

「どんなに一部分でも可愛い」というコメントとともに投稿されたのは1枚の写真でした。

Xで話題になっているのは、猫の「おもち」ちゃんです。

写真には、トンネルから覗く「白い両手」が写っています。カーブした灰色のトンネルから、生えるようにして見えるおもちちゃんの手。

このときは「薄手のトンネル」で遊んでいたそうで、隙間から手だけが出てしまった様子。不思議なフォルムに「どうなっているんだろう?」と目を惹かれてしまいます。

それでいて、綿雲のように白い両手は心をくすぐる愛らしさ。お茶目な一コマに笑みがこぼれますね。

「寝ている人の下に居るように見えてしまった」など目を疑ったという声

おもちちゃんの不思議な姿は大勢の目に留まったようで、ポストにはあっという間に2000件を超えるいいねが集まりました。

コメント欄には「丸まって寝ているスウェットを着た男性の下に居るようにみえて、焦りました(笑)」「なんか謎の生き物みたい!」「どういう状態ww」など驚いた人の声や「触りたいです!」「一部でも可愛い」など、癒された人のコメントが集まっています。

おててないないのおもちちゃん。

普段のおもちちゃんは、まん丸のおめめともちもちボディが非常に愛らしい猫ちゃんです。

@omochiomochingさんのXアカウントでは、そんなおもちちゃんの日常を多数公開中。気になる方は遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

どんなに一部分でも可愛い😇 pic.twitter.com/etPOAZ43Xw

— おもち (@omochiomoching) April 6, 2024

猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均

獣医にかかる医療費

  • 2018年:2412円
  • 2019年:3016円
  • 2020年:2918円
  • 2021年:3367円
  • 2022年:2392円
  • 2023年:3400円

猫の保険

  • 2018年:1729円
  • 2019年:2349円
  • 2020年:1758円
  • 2021年:2731円
  • 2022年:2069円
  • 2023年:1988円

市販の猫主食用キャットフード

  • 2018年:2599円
  • 2019年:2745円
  • 2020年:2673円
  • 2021年:2978円
  • 2022年:2877円
  • 2023年:2988円

市販の猫おやつ用キャットフード

  • 2018年:1092円
  • 2019年:1303円
  • 2020年:1241円
  • 2021年:1346円
  • 2022年:1356円
  • 2023年:1562円

上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。

アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。

「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
  • 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
  • 3位 21.5%:別れがつらいから
  • 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
  • 5位 18.1%:十分に世話ができないから

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。

猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
  • 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
  • 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。

様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。

もっちりとしたボディもポイントです

もふもふした手がとってもキュート。

さて、投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。

――お名前の由来はありますか?

私の一番好きな食べ物です!

――普段はどのような子ですか?

とてもビビリですが、好奇心は旺盛でツンデレです。

――チャームポイントは何ですか?

もちもちのボディと、太いしっぽに短い脚です。脚を伸ばして寝たり、2足歩行で走ったり跳ねたりします。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @omochiomoching
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

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