マーティン・スコセッシ監督、フランク・シナトラの伝記映画を製作へ

マーティン・スコセッシ監督(81)が、フランク・シナトラの伝記映画を製作する。シナトラをレオナルド・ディカプリオ、シナトラの2番目の妻で女優のエヴァ・ガードナーをジェニファー・ローレンスが演じるという。

バラエティによると、遺産管理をしているシナトラの娘ティナが、まだ映画化を認めていないため、製作に関して障害にぶつかる可能性もあるようだ。ちなみにティナの母ナンシー・バルバトとシナトラの結婚を破談にしたのがガードナーだった。

スコセッシの前作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』に出資したアップルは、再び同監督と組むことを決めており、ソニーが権利獲得の最有力候補と考えられている。

この伝記映画が実現すれば、スコセッシ監督とディカプリオが一緒に映画を作るのは7回目となる。

ディカプリオについてスコセッシ監督は「生まれつき才能のある映画俳優」と称賛、こう語っていた。「私たちがよく一緒に仕事をする理由でもあるが、レオの素晴らしい点は、彼がそこに行くこと。とても難解で複雑で奇妙な場所に行く。そしてその複雑さの中に、なぜか私たちが到達できる明確さがある」「それはいつも彼の表情、顔、目に現れている。私はいつも彼にこう言ってきた。生まれつき才能のある映画俳優だとね。彼のクローズアップを撮影して、彼が何も考えていない時でも、間に何かを挟んでも、人々は『ああ、彼はあんなことやこんなことに反応しているんだ』と言うだろう」「彼の顔、瞳には、カメラの注意を引く何かがあるんだ」

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