沖縄本島11ダムの貯水率は62・5%に 前日比0.6ポイント増 5日連続で増える【19日午前0時時点】

 沖縄本島内11ダムの貯水率は19日午前0時時点で、前日比0.6ポイント増の62.5%となった。18日未明に沖縄本島北部にまとまった雨が降った影響とみられる。5日連続の増加となったが、この時期の平年値は74.5%。依然として12ポイント下回り、渇水状態が続いている。国や県は引き続き節水対策を呼びかけている。

 沖縄気象台によると、19日の沖縄本島地方は高気圧に覆われており、おおむね晴れる。予報では来週まで雨は降らない。沖縄気象台は18日に高温に関する早期天候情報を発表。向こう2週間は気温が高く、24日ごろから平均気温が平年より2度以上高くなる見込み。

(資料写真)沖縄本島内11ダムの貯水率が約3カ月ぶりに6割台に回復したが、渇水状態は変わらない=16日午後4時46分、東村川田の福地ダム(竹尾智勇撮影)

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