低い山でも遭難多発。「まさか!」山で道に迷ったとき 命を守る5つのルール

いよいよ登山シーズン。ゴールデンウイークに山登りを計画している人も多いと思います。しかし、どんな山でも安全が第一。低い山でも意外に遭難者が多いのです。本格的な登山と違い、「まさかここで!」と、気軽に行った山でも遭難するケースが多くあります。「いつの間にか道に迷っていた…」万一のそんなときのために、覚えておきたいライフハック。

まずは深呼吸して落ち着こう

「少し暗くなってきている、どうしよう…」とパニックを起こすと正しい行動ができなくなります。まずは深呼吸をして落ち着きましょう。体が冷えると体力が低下するので、1枚上着を追加するなどして温かくして。

正しいルートに戻る努力を

「おかしいな」と思ったら、いったん立ち止まり、地図やアプリなどで正しいルートへの行き方を確認。元のルートに戻りましょう。不安を感じたら都度確認して、早めに戻ることが大事!

110番、119番に連絡を

完全に道に迷った。そのとき電波が通じているところなら警察などに電話して、救助をお願いしましょう。やみくもに動くのは危険です。

安全で発見されやすい場所へ

自分のいる場所がわからなくなってしまったら、見晴らしのいい高いところや開けたところが近くにあれば移動。がけや岩場などの危険なところからは離れます。

じっとして体力温存

初心者が道に迷うと、下山しようとして道を下ることが多いのですが、谷に迷い込むと危険!救助がくるまで時間がかかることもあるので、むやみに動かず体力をたくわえておきます。

本格的な登山はもちろん、軽いハイキング気分の低い山でも、どのルートをどのくらい時間をかけて進むか、事前に計画を立てておくことが大切です。

また、慣れないうちは一人ではなく、誰かと行動することのが安心。しっかり安全には気を付けて、山歩きを楽しみたいですね。

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イラスト/佐藤右志

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