知っておきたい!家に普段ある、身近なもので防災対策ができるんです【やってみた】

こんにちは!家事コツ研究員のYOKOです。自然災害がとても多い日本。今年も年明け早々大きな地震があり、最近も日本中のあちこちで揺れを観測しています。これから暖かくなると台風や大雨なども心配です。

そこで今回は家に普通にあるものを利用してすぐにできる防災対策をご紹介します。知っておけば非常時に役に立つこと間違いなし!

水道水を冷凍しておき、歯磨きや洗顔、手洗い用の水として活用!

使用済みの2Lペットボトルに水道水を入れて、凍らせておきます。災害時もし数日間断水になったとしても、それを解凍すれば、歯磨きや洗顔、手を洗う時の水として活用することが可能です。

気をつけたいのは、液体は固体に状態変化すると体積が1.1倍になるので、目いっぱいの水はいれずに、1割程度少ない量を入れて凍らせましょう。

冷凍庫で場所をとってしまいますが、いざというときの安心には代えられません。

また、「お~いお茶」のホット用ペットボトルは電子レンジ加温対応。キャップを外して電子レンジで温められるので、それにも水を入れて凍らせておくのも手。

災害時、電気が使える状況なら解凍して温めて、湯たんぽ代わりに暖を取るような使い方もできますよ。

レジ袋で携帯や懐中電灯を袋で包んで柔らかい光に!

停電でライトが付けられない場合、携帯のライトや自宅に常備してある懐中電灯で灯りをつけると思いますが、その光にスーパーのポリ袋をかぶせれば、直接的なピンポイントの明るさから、部屋全体を柔らかい光で満たすことが可能です。

携帯のライトそのままだと目にダイレクトで眩しすぎます。

袋を被せると柔らかいランタンのような灯りが部屋に広がります。

最近はエコバッグを活用するようになったので、スーパーの袋はあまり手元にないかもしれませんが、あえて数円払って袋をもらい、非常時用に何枚かとっておくと良いですね。

厚手の段ボールは、暖を取ったり、簡易トイレにも!

水やペットボトル類などの水分が運ばれてきた段ボールは厚くてとても丈夫。

もし電気が止まって暖房が付けられない場合、その段ボールを布団の下に敷いたり、窓際に置いて、冷たい風を防いだりすることができます。地べたに直接座るより、段ボールがあると床シートにできますね。

また、もしトイレの便器が無い時には、ゴミ袋や凝固剤も一緒に使って簡易トイレとして使うこともできます。

日本はどこに住んでいても自然災害の恐れがあります。防災セットを用意しているおうちも多いと思いますが、こういった家にあるものでちょっとした工夫をすれば災害の際に役立つことがあります。

知っているといないとでは大違い。ぜひ、今日からできることを準備していきましょう!

撮影・文/YOKO

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