「最終絶叫計画」シリーズ、リブート版を製作へ 主要キャストの復帰は不明

パラマウント・ピクチャーズが、ホラーパロディ映画「最終絶叫計画」シリーズ第6弾を企画中であることを発表した。

11日のシネマコンで計画が明らかとなった最新作は、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』や『ワイルドスピード』で知られるニール・H・モリッツがプロデュースを担当する。アンナ・ファリスやレジーナ・ホールらレギュラーキャストが復帰するかどうかは不明だ。

『スクリーム』『ラストサマー』などホラー映画をパロディにしたオリジナル作品は2000年に劇場公開され、最初の2作ではキーネン・アイヴォリー・ウェイアンズが監督、キーネンの弟であるショーンとマーロン・ウェイアンズ兄弟が出演を務めた。その後、『ソウ』や『リング』などを揶揄した続編が更に2作製作されていたが、2013年公開の『最終絶叫計画5』では、アンナやレジーナも出演しておらず、興行成績の悪さから同フランチャイズは休止状態であった。

ウェイアンズ兄弟は3作目以降は関わっておらず、マーロンは、不祥事を起こしたハーヴェイ・ワインスタイン率いるワインスタイン・カンパニーによって「奪い取られた 」と主張していた。

ポッドキャスト番組『コメディ・ゴールド・マインズ』でケヴィン・ハートと対談した際、マーロンは、こう語っている。「僕たちはフランチャイズから手を引いたわけじゃない。彼らは僕らと契約をしたくなかったんだ」「自分たちが作ったフランチャイズから手を引いたことはない。今度は僕が何を作るか見ていてくれ」

また、クリスマスにニュース記事を読み自分たちがもう関わらないことを知ったそうで、「2回目のときは、彼らは僕らを急がせたんだ。3回目のときは、彼らは金を払いたくなかったから、映画を僕らからひったくった。クリスマスに、彼らが他の誰かを雇ってやらせたことがわかったんだよ」とマーロンは振り返っていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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