中森明菜“アラ還”で完全復活のノロシ 7月13日で59歳→6年ぶりファンが見守るステージへ

いよいよ復活…!(C)日刊ゲンダイ

本格復帰への期待が高まる中森明菜は、ファンクラブへの新規加入者が相次いでいるようだ。

59歳の誕生日を迎える7月13日、イベントを行うと所属事務所が発表した。一部で「復活ライブ」と報じられたが、同事務所は「ミスリードを招く情報」とし、ファンクラブ「ALDEA」会員を対象とした有料のイベントで、すでに会員向けに案内を送付しているのだそうだ。

明菜がファンの見守るステージに立つのは2017年のクリスマスディナーショー以来のこと。実に6年半ぶりで、「中森明菜自身、久しぶりにファンの皆さまの前に出ることとなり、とても緊張している状況です」と同事務所がコメントしたこともあって、盛り上がっている。

「マスコミからも、某出版社のデスクがファンクラブに入ったそうです。政界からも、有名政治家の側近が入ったという情報も。一部では、声が出にくくなった印象と批判されていますけれど、ファンとりわけ男性はよく戻ってきたと喜び、発声についても年齢などによる変化であれば自然なこと。囁くような、静かな歌い方が新しく、また、動画でピースサインを送る姿がキュートだと、改めてファンになったとの声が上がっています」(明菜に詳しい音楽関係者)

実際、昨年12月に代表曲のひとつ「北ウイング」をセルフカバーした際は「完成形であり、始まりでもある」と言ったとされる。

「人間関係のもつれ、そこなどからくるモチベーションの低下、また、長く患ってきた帯状疱疹も完治とまではいかないまでも、人前に出てもOKと判断したのでしょう」(前出の音楽関係者)

公式ユーチューブにアップされたヒット曲「TATTOO」、さらに「BLONDE」を歌う姿はたのしそうで、明るい印象をファンに与えている。

■ファンを第一に

「彼女はいつどんなときも、ファン第一に考えます。体調が思わしくないようなときも、ファンクラブ会報には必ず、直筆でメッセージを送っていた。今回、コンサートではないと事務所を通じて訂正したのも、歌手としてはまだ完全復活とはいえないけれど、まずなによりファンの前に立って、感謝と再始動を伝えたいというのでしょう。実に明菜さんらしいと思います」(芸能プロ関係者)

SNSなどでも「ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたい」と、復活への思いを発信してきた明菜。再ブームとなって久しい80年代アイドルの筆頭格にして、「少女A」「禁区」「ミ・アモーレ」「1/2の神話」「飾りじゃないのよ涙は」「十戒」「TANGO NOIR」「DESIRE~情熱」「難破船」と、今なお歌い継がれるあまたのヒット曲がある。

真の歌姫が「7.13」にいよいよ復活だ。

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