実は日本代表と2023年に対戦していた!UAE監督、「日本の弱点を突く」宣言

15日から開幕したU23アジアカップ。今年の大会は夏に行なわれるパリ五輪の予選を兼ねたものとなっているため、一層大きな注目を集めている。

U-23日本代表チームは16日に大会の初戦を戦い、中国を相手に1-0と勝利を収めることに成功した。

しかしながら前半の早い時間帯で西尾隆矢が退場となり、長い時間を10人でしのぎ切るという非常に厳しい内容で、選手の負担も大きいものになってしまった。

そして、19日の午後7時半(現地時間)からはグループステージ第2節のUAE代表戦に臨む予定となっている。

UAE代表はグループステージの第1節で韓国代表と対戦しており、試合は0-1で敗れているものの、最小の得点差に抑えてみせた。

『Kooora』によれば、監督を務めているマルセロ・ブロリ氏は「前節の試合で出た反省点にしっかりと取り組みたい。日本の試合を分析し、その長所と短所を特定しようと務めてきた。我々は相手の弱点を突く」と話していたとのこと。

マルセロ・ブロリ氏はウルグアイ人の監督で、選手時代はA代表にも選ばれた経験を持っている名ボランチであった。

現役引退後は指導者としてプログレッソやダヌビオ、ペニャロールでアシスタントコーチを務め、2022年からウルグアイU-20代表監督に就任した。

その後、2022年末に行われたFIFAワールドカップを終えたあとにA代表を率いていたディエゴ・アロンソ監督が辞任し、その穴を埋める暫定指揮官として招聘されたのがマルセロ・ブロリ氏である。

さらに、マルセロ・ブロリ氏に率いられたウルグアイA代表が戦ったのがアジア遠征で、相手は韓国と日本であった。

2023年3月24日に国立競技場で行われたキリンチャレンジカップで、日本代表とそのマルセロ・ブロリ率いるウルグアイが対戦。

試合は38分にフェデリコ・バルベルデが先制点を奪取し、ウルグアイがリード。しかしその後鎌田大地に代わって途中出場した西村拓真がファーストプレーで同点弾を叩き込み、1-1という結果で終了している。

U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

直近で日本代表との対戦経験を持っているマルセロ・ブロリ監督。今回のチームの「長所と短所」はどのように見ているのだろうか。

グループステージ突破をかけた日本代表とUAE代表の試合は『DAZN』で24時30分から中継される予定となっている。

© 株式会社ファッションニュース通信社