涙と苦しみと病気の「慣らし保育」!! いつかは笑顔で登園できる?

引用元:yamasan/gettyimages

●【4月19日はみんなの保育の日】あらゆる人に「保育」を考えてもらいたい!

保育や子育てに役立つサイトを運営している「こども法人キッズカラー」により、4月19日は「みんなの保育の日」に制定されています。子どもの育ちにとって大切な乳幼児期。保育関連の仕事をする人だけでなく、行政政治、メディア、子育て中の人、普段子どもと関わる機会がないと思っている人まで、あらゆる人が「自分ごと」として保育をを考え、関わる場を生み出し、「子どもを社会みんなで育てる」ムーブメントを創り出していくスタートとするのが目的の日です。この日が選ばれたのは、「4=フォー=保」、「19=いく=育」と読む語呂合わせから。

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自分の復職と子どもの涙の狭間で苦しむママが!

この春から「保育」がまさに自分ごとになったママ・パパもたくさんいるかと思います。待機児童問題もまだまだ解決しないなかで、どうにか保育園に入園すると、まず待ち受けているのが「慣らし保育」です。
保育園生活スタートはスムーズにいくこともあれば、紆余曲折あることも。口コミサイト『ウィメンズパーク』のママにそんな「慣らし保育」体験を聞いてみました。

「私の仕事復帰に伴い、9カ月の娘が保育園に入園しました。慣らし保育中は降園が11時です。なかなか園に慣れないようで、機嫌が良くない時間が多いそうです。私が復帰したばかりで休めないため、送迎は夫や母にお願いしていますが、来週途中からは2人とも休みを申請していません。私が早退するのも厳しい状況なので、困っています」

「11カ月なりたてです。1時間保育、2時間保育と順調でした。しかし、3日目にして3時間保育でかなり調子を崩してしまったみたいで、家でずっと怒っています。日に日に時間が増えて行くのがしんどいのかなぁととても心配しています」

「この4月から11カ月の娘を入園させました。朝はひととおり泣いてから1人で遊んでいて、保育士さんが関わろうとすると泣き出すみたいです……。私もフルタイムのため有休を取った夫に送迎を頼んでいましたが、慣らし保育が終わると8時~18時の保育になります。もう不安しかありません!!」

子どもの保育園デビューは多くの場合、ママも仕事復帰と重なるもの。
復帰早々でママも休みづらい環境の中、慣らし保育が順調に進まないのは焦ります。

「3歳と2歳の男兄弟です。2歳は泣きながらでも、毎日通っています。3歳の兄の方が、神経が細いというか、繊細というか。毎日泣きじゃくって、毎日保育所で吐いてしまっていました。今は3日間、高熱(熱だけ)でお休み中です。こんな子でも、吐かずに笑顔で通える日がくるのでしょうか!?」

「慣らし保育の意味は、必ずお母さんが迎えに来てくれると子供が100%思える(覚える)ことらしいです。慣らしなら今日はお昼寝までとか区切りがありますよね? それを事前に伝えてあげれば3歳なら理解できると思います。ママは絶対にお迎えに来るからね!と毎日言ってあげたり、大変かと思いますが説得して納得してもらうしかないかなと…」

「お子さんはお母さんとお別れの準備が出来てなくて大号泣だったんでしょうね(涙)。そんな我が子の姿を見ると心が痛みますよね。私もこんな思いをさせてまで仕事をする意味…と引き摺られました。柵から手を伸ばして泣き叫んでいた我が子の姿が忘れられませんが、今では迎えにいくとお迎え拒否されますよ(笑)。子どもの強さを信じてあげてください!」

「笑顔で行ってらっしゃいできる日がきますよ!うちの子も3歳で新しい園に転園したときは、2カ月間、毎朝泣かれ、泣きすぎで戻すことも。。私もストレスが溜まり、行きの車で子どもを怒鳴り付けたあと、自分も号泣。会社を半日休んでから出勤したときもありました。『どうしよう…』と思っていたころ、少しずつ泣かずにバイバイできる日が増えてきました」

慣らし保育の時期は親も子も苦しい時期ですが、
いつかきっと「あんなこともあったね」と思える日が……。

しかし、さらなる打撃として保育園生活の洗礼のように、慣らし保育中に体調を崩すことも…

「4月から保育園に通いだしました。日曜日から鼻水、咳が気になり月曜日に病院に行きました。薬をもらい様子を見ることに。その後、39度の熱が…。体調はすっかり良くなり食欲も戻りましたが、鼻水とゴホゴホした咳が続いています。今週は保育園に行けないかも…と思ってます。来週も咳が続いてたらどうしよう」

本人の負担も気になりますし、どの程度の症状なら登園させていいのか、慣らし時期は特に悩むもの!

「私も娘を10カ月の時に保育園に入れました。すぐに鼻水が出るようになり、次第に咳、結果入園して1カ月後にはRSにかかってしまい咳が落ち着くまではお休みしました」

「感染症でなくて熱がないなら行かせていますが、少しでも熱があれば休ませています。必ず熱が上がってくるので。預けて呼び出される方が負担ですし、早めに対処した方が治りも早いし」

「保育園1年目って病気のフルコースです。毎月発熱で休みだったり、6月は7日しか登園できなかったり。とにかく1年目は病気三昧。去年の今頃は保育園に4人いる0歳児が代わる代わる病気で休み。病気の移し合い。0歳児全滅だった月もありました」

慣らし保育で大泣きしながら、病気も乗り越えながら、たくましく成長していくのですね。わかっていても大変なのは大変ですが!
(文・古川はる香)

peco、のんびり屋だけれど優しいryuchell似の一人息子は5歳に。「自分を好きな子に育つこと」が私の願い

■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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