広大な農園にネモフィラびっしり 兵庫・にじいろ農園が撮影スポットに

ネモフィラの淡く青い小さな花が無数に咲いた農園=稲美町岡

 JA兵庫南のにじいろ農園(兵庫県稲美町岡)でネモフィラが次々と開花している。農地が青く覆われる様子は地域の風物詩。訪れた人たちが小さな青い花をスマートフォンで撮影するなど楽しんでいる。

 ネモフィラは北米原産の一年草。同JAは昨年11月、約2千平方メートルの農地に種をまき、今年は4月上旬に咲き始めた。

 所々に雑草が黄色い花を咲かせ、全体を見渡すと青と黄色のしま模様。ただ、ネモフィラの群生場所では「青いじゅうたん」が広がっている。

 同JAによると24日ごろまで楽しめるという。観覧には、向かいにある直売所「にじいろふぁ~みん」(同町六分一)の駐車場を利用できる。(増井哲夫)

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