バドミントン=元世界1位桃田、日本代表からの引退表明

[18日 ロイター] - バドミントンの男子シングルス、元世界ランキング1位の桃田賢斗(29)が18日、日本代表から引退すると表明した。

現在は日本勢7番手の世界ランク52位の桃田はパリ五輪出場が絶望的。同選手は会見で「このまま世界一を目指そうというところまでいけないと判断した。とても充実した代表人生だった」などとコメントした。

桃田は2018年と19年に世界選手権で優勝したが、20年に遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれ、顔面を負傷。右目の眼窩底骨折の修復手術などを受けた。

五輪では、違法賭博問題で16年リオデジャネイロ大会は出られず。東京大会で五輪デビューを果たしたが予選1次リーグ敗退という結果だった。

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