プロテニスプレーヤー加治遥選手 「津山ふるさと大使」に 委嘱状交付式/岡山・津山市  

岡山県津山市は18日、市の魅力をPRする「津山ふるさと大使」に、市出身のプロテニスプレーヤーで、昨年のアジア大会で日本代表として銅メダルを獲得した加治遥選手(29)=島津製作所所属=を委嘱した。

久米地域出身で、6歳からテニスを始め、秀実小学校、久米中学校を卒業し、大学卒業後プロに転向。粘り強さと得意のフォアハンドを武器に、昨年の杭州アジア大会女子シングルスで3位に輝き、続く全日本選手権で初優勝を飾った。日本ランキングはシングルス5位。

山北の市役所で委嘱状交付式があり、谷口圭三市長が「日本、世界を魅了するプレーでさらなる高みを目指すと同時に、津山出身として頑張っていることを加えてアピールしてほしい」とあいさつ。加治選手は「生まれ育った津山にこのような形で関わらせてもらい、とても光栄。微力ながら津山の魅力を発信し、プロとしてしっかり結果を残せるよう頑張りたい。目標はグランドスラム(4大大会)出場」と決意を述べた。

市の認知度やブランド力の向上に貢献するふるさと大使は、お笑いコンビ「ウエストランド」に続いて第2号。任期は2年間。

委嘱状を手に表情を引き締める加治選手

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