ビジネスマナー学ぶ 8事業所の新人ら研修会 亀山商議所・三重

【社会人としての心構えを話す中村さん(中央)=亀山市東御幸町の亀山商工会館で】

 【亀山】三重県の亀山商工会議所(川森浩司会頭)は18日、亀山市東御幸町の亀山商工会館で「ビジネスマナー研修会」を開いた。

 同研修会は、企業の一員として自覚とビジネスの場でのマナーやエチケットなどを習得し、実践に役立てるのを目的に、毎年開いている。市内8事業所から新入社員と勤続3年未満の社員計18人が参加した。

 マナーやエチケット、コミュニケーション能力を指導する「オフィス成旺」(岐阜市本郷町)の中村麗香マナーインストラクターが講師を務めた。参加者らは接客や電話の対応、好感を持たれる話し方など社会人としての心構えを学んだ。

 中村さんは「新入社員としてまずは、あいさつを覚えること。そして、会社の看板を背負っているという意識を持つこと」とし、「よい人間関係を築くことが信用につながる」と促した。

 木材・金属加工業「スルガ亀山工場」(同市関町木崎)にこの春入社した、越田琴音さん(20)は「きょう学んだことを理解し、実践で役立てます」と話した。

 参加者らは研修後、電話応対技能検定(もしもし検定)4級に挑戦した。

© 株式会社伊勢新聞社