【光る君へ】都で疫病まん延、横たわるまひろ 伊周らで賑わう後宮に詮子が現れる

藤原伊周を演じる三浦翔平【写真:(C)NHK】

吉高由里子が主人公・紫式部(まひろ)を演じる大河ドラマ 第16回の見どころ紹介

俳優の吉高由里子が、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)。第15回では、藤原道隆(井浦新)の独裁に拍車がかかる様子が描かれた。道隆に重用された嫡男・伊周(三浦翔平)が叔父・道長(柄本佑)をあおって弓競べで対決し、ライバル心に火がつくような展開も。終盤には都の近辺で疫病がはやり始める様子も描かれた。21日放送の第16回はどんな展開になるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

NHKによると、石山寺からの帰路、まひろは思いがけず、さわ(野村麻純)を傷つけていることを知り落胆する。宮中では、後宮に伊周や弟の隆家(竜星涼)らが集いにぎわう中、詮子(吉田羊)が現れる。一条天皇(塩野瑛久)らが緊張する中、伊周は……。その頃、都で疫病がまん延していた。ある日、たね(竹澤咲子)がまひろを訪ね、悲田院に行った父母が返って来ないと助けを求める。悲田院でまひろが見たのは……、という展開とされる。

第15回の本編放送後の次回予告では、道隆に「下がれ」と言われる道長の姿があった。また、横たわって意識のないまひろに「逝くな。戻って来い」と言う道長の姿も。さらに、道長の妻・倫子(黒木華)が「殿のお心にはもう一人の誰かがいるわ」と、道長とまひろの関係に気付きそうな雰囲気も感じさせた。

まひろが疫病に冒されたようにも見える映像が気になるが、そんな中、倫子がまひろと道長の関係に気付くかどうかも気になる。また、おごれる者の代表的な一人と言える伊周が、一条天皇も緊張する詮子が現れた際、どんな態度を見せるのか。伊周と詮子のやりとりにも注目したい。ENCOUNT編集部

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