なぜ…“車検切れ”の公用車を気づかず使用 発覚のきっかけは「衝突事故」 有効期限を“3年間”と誤って認識

島根県教育委員会は18日、江津市にある県立少年自然の家所有の軽トラック1台が車検切れのまま公道を走行していたと明らかにしました。
敷地内での衝突事故がきっかけで発覚しました。

県教委によりますと、今月16日、職員が施設内で軽トラックを運転中、出入り業者の車に衝突する事故を起こし、その処理の中で車検の期限切れが判明しました。

この事故によるけが人はいませんでしたが、軽トラックの車検の有効期間は3月28日までで、それ以降も施設内で寝具などを運んだほか、公道を2回にわたり計27キロ走っていたということです。

おととし新車で購入し、担当者が車検の有効期限を3年間だと誤って認識していたのが原因で、実際は貨物車登録だったため有効期限は2年間でした。

県教委では、所管するほかの公用車に車検切れがないことを確認したとし、今後、管理台帳整備などで再発防止を図るとしています。

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