高齢夫婦をひき逃げ死傷させた疑い、学校職員の女逮捕 「その時間は家にいた」と否認

近江八幡署

 滋賀県近江八幡市で16日夜、高齢夫婦が死傷したひき逃げ事件で、滋賀県警近江八幡署は19日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、草津市、私立学校職員の女(61)を逮捕した。

 逮捕容疑は、16日午後9時5分ごろ、近江八幡市西元町で乗用車を運転中、歩いていた近くの会社員男性(86)と男性の妻(83)をはね、男性を死亡させた上、妻に重傷を負わせ、そのまま逃走した疑い。

 同署によると、周辺の防犯カメラの捜査などから特定した。女は「事故の時間帯は家にいた」と容疑を否認しているという。

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