那須烏山市の養豚場「豚熱」県に未報告 畜産会社などに罰金命令

とちぎテレビ

那須烏山市の養豚場でおととし(2022年)発生したCSF・豚熱を巡り、宇都宮簡易裁判所は18日までに家畜伝染病予防法違反の罪で略式起訴された畜産大手「神明畜産」に罰金100万円、元取締役の40代男性に罰金50万円の略式命令を出しました。いずれも11日付けです。

起訴状などによりますと元取締役は、おととし(2022年)6月、管理していた豚734頭が突然死んだにも関わらず、県に必要な届け出を怠ったとしています。

養豚場ではおととし(2022年)7月、死亡する豚が増えているとの匿名の情報が寄せられ、栃木県の調査で感染が判明し、およそ5万6千頭が殺処分されました。

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