タイガース・前田 3被弾など3回途中6失点も敗戦投手は免れる

【レンジャーズ9-7タイガース】@コメリカ・パーク

日本時間4月19日、タイガースは本拠地コメリカ・パークでのレンジャーズ4連戦の最終戦を迎え、4回終了時点で7対7という点の取り合いとなったが、終盤に失点して7対9で敗北。昨季王者との4連戦を1勝3敗の負け越しで終えた。レンジャーズ3番手のホセ・レクラークが今季初勝利(2敗)を挙げ、4番手のカービー・イェーツは1回1/3を無失点に抑えて2セーブ目を記録。タイガース5番手のシェルビー・ミラーは8回表にエラー絡みで決勝点を奪われ、2敗目(3勝)を喫した。

有望株ジャック・ライター(レンジャーズ)のデビュー戦ということで注目を集めた一戦は、マーカス・セミエンの3号先頭打者アーチでレンジャーズが先制。2回表にはジョナ・ハイムの3号2ランなどで4対0とリードを広げた。しかし、タイガースは2回裏にハビアー・バイエズのタイムリー二塁打、ライリー・グリーンのタイムリー三塁打などで4対4の同点に。レンジャーズは3回表にアドリス・ガルシアの5号ソロなどで2点、4回表にも1点を奪い、7対4とリードしたが、タイガースは4回裏にケリー・カーペンターのタイムリー三塁打とスペンサー・トーケルソンのタイムリー二塁打で7対7の同点に追いついた。粘りを見せたタイガースだが、8回表に守備の乱れから勝ち越し点を献上。9回表にはレオディ・タベラスのタイムリーでリードを広げられ、7対9で敗れた。

今季4度目の登板となったタイガースの前田健太は、先頭打者アーチでいきなり失点すると、2回表に3点、3回表にも2点を失い、3回途中で降板。63球を投げて被安打7(うち被本塁打3)、奪三振2、与四球2、失点6(自責点5)と精彩を欠き、先発の役割を果たせなかった。4回裏に打線が7対7の同点に追いついたため、敗戦投手は回避。とはいえ、防御率は7.64まで悪化し、被打率.292、WHIP1.58、奪三振率6.11など、苦しいシーズン序盤となっている。

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