フィジーへ派遣の管理栄養士 「みえ国際協力大使」として活動へ 慢性疾患の患者らに食事指導

海外協力隊の一員として途上国などに派遣される三重県の出身者に、赴任国との懸け橋になってもらう「みえ国際協力大使」の委嘱式が18日、三重県庁で行われました。

「みえ国際協力大使」の委嘱を受けたのは、フィジーへの派遣が予定される伊勢市出身の管理栄養士、山田志帆さんです。

山田さんは、不健康な食事や運動不足などを原因とする慢性疾患の患者らに、食事指導などを行う予定です。

三重県の服部知事から「みえ国際協力大使」の委嘱状が手渡され、山田さんは「10年間、管理栄養士として働いてきた経験をいかし、現地の人と深く関わって学びの多い活動ができたら」と意気込みを語りました。

服部副知事は「健康に気をつけて活動し、現場での知見を持ち帰っていただければ」と激励しました。

山田さんは、約2年間にわたって赴任先のフィジーで協力隊の活動を行いながら、三重をPRすることになっています。

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