国内屈指の鋳物産地である三重県桑名市では、楽しみながら鋳造が学べる小学生向けの体験プログラムが新たにふるさと納税の返礼品に加わることになり、18日に市長らがその魅力をPRしました。
新たな返礼品となるのは、1977年創刊の人気雑誌「コロコロコミック」と、市内にある鋳造製造業の大洋産業が開発したプログラムで、「コロコロコミック」のロゴをモチーフにしたオリジナルのキーホルダーを作ることができます。
砂を押し固めて形をつくり、約250度に熱したスズを流し込んで作るもので、小学生なら約30分で完成します。
18日の発表会では、桑名市の伊藤市長や大洋産業の影山彰久代表取締役らが体験の魅力をPRしました。
伊藤市長は自身も幼少期に「コロコロコミック」を読んでいたと笑顔を見せ、「コロコロコミックと鋳物が掛け合わさった製品を作れるのは魅力的。嬉しく思っている」と地域の魅力発信に期待を寄せていました。
寄付額は1万円で、17日から受け付けが始まっています。