国産自動飛行ドローン「Nile-JZ Plus」、みどり投資促進税制の対象としてドローン初認定

Nile-JZ Plus新発売

「農家の悩みを解決したい」という強い想いが、ナイルワークスのモノ作りの原点だという。農家との対話から誕生したドローンが、2023年に発売したNile-JZだ。

安全安心な国産にこだわり、使いやすさを追求し自動飛行を可能にしました。フルオート(自動飛行)に特化しているので、特別な操縦スキルは不要で、適切な時期に、適切な量の農薬・肥料の散布できる。ひとりでも操作でき、事前準備のお手軽さやストレスフリーな飛行が特徴だ。

今回、そのNile-JZの上位モデルとして、「みどり投資促進税制」の対象機械として初めて認定されたドローンNile-JZ Plusを発売する。

最大の特徴は、作物の生育状態にあわせて、部分的に農薬・肥料を散布する可変散布の機能を搭載していることだ。2021年に自動可変散布の技術開発に成功し、3年間にわたり検証を積み重ね、満を期して、発売開始する。

Nile-JZ Plusで、環境にやさしい可変散布

食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立を目指す「みどりの食料システム戦略」の実現に向け、みどりの食料システム法が令和4年に制定・施行された。ナイルワークスは、みどりの食料システム法に基づき、基盤確立事業実施計画の認定を受けた。

Nile-JZ Plusは可変散布に対応し、農薬・肥料の使用量低減に役立つとして、「みどり投資促進税制」の対象機械として初めて認定されたドローンだ。圃場センシング・解析結果をもとに、必要な箇所に必要な量の農薬・肥料を自動飛行で散布可能。ナイルワークスは、環境負荷の小さい食料システムの確立に貢献していくとしている。

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