【早出し】職業体験、抱負を語る 遊佐高・開講式、事業者と交流

生徒が職業体験への抱負を語り、受け入れ事業者と交流した開講式=遊佐町・遊佐高

 遊佐高(斎藤恵美校長)の生徒が地元企業で週1回の職業体験に取り組む科目「デュアル実践」の開講式が17日、遊佐町の同校で行われた。生徒21人が意気込みを語り、受け入れ事業者と親睦を深めた。

 同校は、職業体験を通して社会人としてのマナーや勤労観を身に付けてもらおうと、2016年度からデュアル実践を行っている。本年度は地域共生系列のコースを選択した2年生が取り組む。生徒は町内の販売、農業、介護など15事業所でそれぞれ計12日間、仕事を体験する。9月に学習成果を発表する。

 生徒や受け入れ事業者、同窓会関係者など50人が開講式に出席し、生徒と事業者の交流会が開かれた。「仕事でワクワクすること」や「仕事で大事なこと」などをテーマに、「笑顔を大切に仕事を頑張る」「あいさつが大事」などと話し合った。

生徒が職業体験への抱負を語り、受け入れ事業者と交流した開講式=遊佐町・遊佐高

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