なぜ撮るのか? 対話を通じて写真の本質に迫る一冊『カメラは、撮る人を写しているんだ。』

By CAPA編集部

ワタナベアニさんの書籍『カメラは、撮る人を写しているんだ。』が発売された。

なぜ写真を撮るのか。ベーシックな問いだが、真剣に考えたことはあるだろうか。本書は写真初心者の青年とカメラマンが対話しながら、このテーマを掘り下げていく。

「映える写真」は良い写真か、写真のオリジナリティーとは? など写真にまつわるあれこれを語り合いながら、写真の本質に迫っていく。テーマは重いが文体は軽妙なので楽しく読み進められる。読後、どんな答えが見つかるだろうか。

ワタナベアニ『カメラは、撮る人を写しているんだ。』

体裁 A5判・272ページ
価格 1,980円(税込)
発売日 2024年1月31日
発行 ダイヤモンド社

ワタナベアニ (Ani Watanabe)

1964年、横浜生まれ。写真家・アートディレクター。広告プロダクション 株式会社ライトパブリシティ勤務を経て、1999年に独立。2006年より写真家としての活動を本格的にスタート。雑誌・広告・ファッションカタログ、国内外での写真展などを中心に活動。著書に『ロバート・ツルッパゲとの対話』(センジュ出版) がある。
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〈文〉市井康延

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