「同居する妹が亡くなった」女性の遺体を放置、自首した63歳の男を逮捕…遺体は布団の中に横たわる状態、胃潰瘍からの病死で死後4か月ほど

送検される佐藤容疑者(19日午前、網走警察署)

北海道網走市の自宅に女性の遺体を放置したとして、63歳の男が自首後に逮捕された事件…女性は男の妹とみられていますが、死因は病死で、死後4か月ほどであることわかりました。

19日午前、検察庁に身柄を送られる網走市潮見の無職、佐藤克剛容疑者63歳…日時不詳から17日にかけ、自宅に女性の遺体を放置した疑いが持たれています。
警察によりますと、17日午後、佐藤容疑者が「同居する妹が亡くなった」と自首、現場に駆け付けた警察官が女性の遺体を確認しました。

現場は、網走市の佐藤容疑者の自宅

その後の調べで、遺体は発見時、布団の中に横たわり、着衣がありました。また、死因は胃潰瘍からの病死で、死後4か月ほどでした。

遺体は、存命なら60代の妹とみて捜査

取り調べに対し、佐藤容疑者は「弁解することはありません」などと話し、死体遺棄の容疑を認めているということです。
警察は、遺体が存命なら60代の妹とみて、引き続き身元の確認をすすめるとともに、佐藤容疑者の動機などを調べています。

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