いよいよ4月末からゴールデンウィークが始まる。気温も上がり、旅に出るにはうってつけの時期だが、今年はカレンダー通りに休むと間に平日を3日挟んだ飛び石型連休となる。さらに記録的な円安の影響もあり、海外よりも国内旅行が人気だ。そこで今回は10~30代の男女100人に「ゴールデンウィークに行きたい国内観光地」について聞いてみた。
第7位(3.0%)には、島根県、和歌山県、東京都、千葉県が同率でランクイン。
島根県には最強の縁結びスポットとしても知られる「出雲大社」がある他、山陽地方を代表する温泉地の玉造温泉は美肌の湯として人気。他にも宍道湖、石見銀山など見どころ満載。さらに5月にはイワガキやのどぐろなどの海の幸も食べ頃を迎える。
「恋愛成就のため、出雲大社に行ってみたい」(32歳/女性/総務・人事・事務)
「出雲大社に行ってご利益を感じたい」(32歳/男性)
和歌山県は、熊野古道や那智の滝など、大自然を感じられる世界遺産があり、国内外からの観光客が訪れる。動物園、水族館、遊園地が複合した「アドベンチャーワールド」は子どもに大人気だ。
「熊野古道など、自然が豊かだから」(27歳/女性/営業・販売)
「熊野古道で新緑を体験したい」(31歳/女性/会社経営・役員)
「熊野古道に行きたい。神聖な雰囲気が好きだし、ワクワクできそうだから」(25歳/女性)
東京都は、浅草など昔ながらの町並みや、東京タワー、東京スカイツリーといった日本の中心ならではのランドマーク、オシャレな若者が集う渋谷・原宿、アニメやゲームなどのオタク文化が堪能できる秋葉原まで、いろいろな楽しみ方ができそう。
「東京ドームで巨人戦を観戦したい」(21歳/男性/学生・フリーター)
「東京観光が好きだから」(32歳/男性/コンピュータ関連技術職)
「奥多摩に行きたい。自然が好きだし、日帰りで行ける」(30歳/女性/営業・販売)
千葉県といえば、夢いっぱいの世界が楽しめるテーマパーク「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」がダントツ人気。他にも水族館「鴨川シーワールド」や動物たちと触れ合える「マザー牧場」「東京ドイツ村」などの人気のテーマパークや、館山など南房総の海など自然も多く、海鮮も楽しめる。
「ディズニーランドが楽しいから」(17歳/女性/学生・フリーター)
「最近ディズニーランドに行けてないから」(17歳/女性/学生・フリーター)
「ディズニーランド。子どもがディズニー好きで、一緒に行ってみたい」(25歳/女性/その他)
■第4位は京都府、群馬県、岐阜県
第4位(4.0%)は、京都府、群馬県、岐阜県。
いわずとしれた古都・京都府は、歴史を感じる街並みや建造物が魅力で世界的にも大人気。関東などに在住の人たちにとっては、修学旅行の定番旅行先でもある。「清水寺」「金閣寺」など、世界遺産の観光名所が電車やバスで行ける距離にあるところもうれしい。街だけでなく、自然に恵まれた定番スポットの嵐山も市街地から近く、古き良き日本を体感することができる。
「お寺を見たい」(13歳/男性/学生・フリーター)
「最近行ってないから久しぶりに行きたい」(30歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「銀閣寺に行ったことがないから」(32歳/女性/営業・販売)
「子どもがいるので、落ち着いた場所でゆっくりしたい」(25歳/男性)
群馬県は「県の魅力度ランキング」では下位にランクインすることが多いが、毎分約4000リットルの温泉が湧き出る湯畑を有する草津温泉、伊香保温泉、水上温泉など数多くの温泉や、世界遺産の富岡製糸場、入場無料のこんにゃくパーク、関東最長の鍾乳洞「不二洞」、水上のアウトドアなど、魅力的な観光スポットが多い。
「草津温泉でゆっくりしたい」(29歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「群馬のロックハート城に行ってみたい」(29歳/女性/学生・フリーター)
「草津温泉。景色が良いから」(22歳/男性/学生・フリーター)
岐阜県は、江戸時代以来の建築物が残された飛騨高山や、日本三名泉の一つである下呂温泉、大自然と合掌造り集落が調和した世界遺産「白川郷」など見どころが多い。飛騨牛や、地元でも愛される“鶏ちゃん(けいちゃん)”、朴葉(ほうば)味噌、川魚などのグルメも人気だ。
「温泉が好きなので、一度は有名な下呂温泉に行ってみたいと思った」(21歳/男性/学生・フリーター)
「高山市に行きたい。景色が好き」(25歳/男性/営業・販売)
「温泉があるし、おいしい食べ物もありそう」(13歳/男性/学生・フリーター)
■「ゴールデンウィークに行きたい国内観光地」ランキング
1位 北海道
2位 沖縄県
3位 大阪府
4位 京都府
4位 群馬県
4位 岐阜県
7位 島根県
7位 和歌山県
7位 東京都
7位 千葉県